この話は少し脚色が入っているかもしれませんが、あなたにも起こりうることだと思います。

通常、相続による不動産の名義変更は法定相続による相続人全員共有か、遺産分割協議による特定の相続人への単独所有というケースがほとんどです。いずれにせよ相続人の協力が不可欠です。

相続人が複数であると住むところも生活パターンもバラバラで書類を揃えるのも一苦労だったりします。それゆえに手続きが何度も行ったり来たりすると相続人のストレスも溜まってきます。

すべてが一度に片付くのが理想ですよね。

それに平日の貴重なお時間を無駄にしてまうのもお薦めできません。（印鑑証明書を何度も取りに市役所に行きたくないですよね）

今回のエピソードにある道路持分の登記し忘れはよくある話です。実家の土地建物の相続登記手続きを司法書士さんが担当していたにも関わらず取り残されていたケースもありました。

不動産だけに限らず、全部の遺産を把握するのはそれなりのノウハウが必要ということです。

以上が不動産名義変更にまつわるちょっとした「トラブル事例」でした。

当センターの取り組み

私どもが不動産登記の依頼を頂いた際は、対象不動産の調査を行います。調査方法としては、名寄帳を取り寄せたり、対象不動産の周辺調査を行うなど様々ですが、過去からの実績の積み重ねにより不動産の権利関係を整理致します。

調査報告を基に不動産の相続についての最適なアドバイスを致します。